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日本で家族と暮らしたい 「家族滞在ビザ」って何?

Visa

2019,08,15

In English   → I want to live with my family in Japan

 

日本で仕事をしている外国籍の方から、母国にいる家族を日本に呼んで日本で一緒に暮らしたい、というご相談をいただくことがあります。

その時に必要になるのが「家族滞在ビザ」です。

家族滞在ビザについて、申請取次行政書士の伊藤亜美がわかりやすく解説致します。

 

 

家族滞在ビザってなに?

家族滞在ビザとは配偶者(妻・夫)や子供を扶養して、日本で一緒に生活するためのビザです。

家族滞在ビザは、①就労可能な在留資格(就労ビザ)、及び「留学」の在留資格を持って在留する外国人の②扶養を受けるご家族が日常的な活動を行うための在留資格です。

①の就労ビザについて、具体的には、次の在留資格を持っている時に、その扶養家族を日本に呼び寄せることできる可能性があります。

  1. 技術・人文知識・国際業務ビザ
  2. 経営・管理ビザ
  3. 技能ビザ(コックなど)
  4. 企業内転勤ビザ
  5. 高度専門職ビザ
  6. その他、教授・医療・報道などの就労関係のビザ

*「日常的な活動」には教育機関において教育を受ける活動なども含まれますが、収入を伴う事業を運営する活動や報酬を受ける活動(=仕事をする)は含まれません。

つまり、家族滞在ビザで働くことは認められていません。必ず扶養を受けていることが必要です。

 

 

家族滞在ビザで親や兄弟姉妹を日本に呼べる?

 

 

 

日本に呼ぶことができる「家族」とは「配偶者・子供」のことを指します。残念ながら両親や兄妹姉妹を呼ぶことはできません

注意:配偶者とは「現に婚姻が法律的に有効に存続中の者」をいいます。

つまり離別した者、死別した者、内縁の者は含まれません。また外国で有効に成立した同性婚による者も含まれません。

 

在留資格認定証明書交付申請が必要です

本国で暮らしている配偶者や子供を日本へ呼んで一緒に暮らすためには「在留資格認定証明書交付申請」が必要です。

家族滞在ビザの認定申請の審査期間の目安は1ヵ月~3ヵ月です。

時間に余裕をもって申請することをおすすめします。

 

 

家族滞在ビザ取得のために必要な立証書類は?

 

 

 

申請人と扶養者の身分関係を立証する書類

  1. 戸籍謄本
  2. 配偶者の場合 婚姻受理証明書、結婚証明書など
  3. 子の場合 出生証明書 など

扶養者の職業・収入等を立証する書類

A.扶養者が収入を伴う活動を行っている場合

  1. 在留カード
  2. 扶養者の職業を立証するもの
    在職証明書、営業許可書、商業登記事項証明書など
  3. 扶養者の収入を立証するもの
    住民税の課税証明書・納税証明書、源泉徴収票、確定申告控えの写しなど

B.扶養者が収入を伴う活動以外を行っている場合(留学ビザ等)

  1. 在留カード
  2. 扶養者の預金残高証明書、奨学金の給付額・給付期間等の詳細
  3. 扶養者が申請者を扶養するのに十分な資力があること

家族滞在ビザの在留期間は、5年、4年3月、4年、3年3月、3年、2年3月、2年、1年3月、1年、6月又は3月です。

 

 

家族滞在ビザで働くことはできる?

家族滞在ビザは就労ビザではないので、原則、働くことはできません。ただし、資格外活動許可を得れば家族滞在ビザで在留する外国人についても、原則として1週間28時間まで就労することが可能となります。なお、資格外活動許可を持っていても、キャバクラなど風俗関係の仕事に就くことはできません。

 

 

最後に

家族滞在ビザの申請には、多くの場合、上記の書類以外にも必要となります。扶養者の方の納税状況や日本での暮らしの状況等が重要な審査ポイントになり、記載内容や理由書も非常に重要です。

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